<教心ネットスタディ>正しい書き順で字が書ける教え方 書き順がでたらめな子必見!

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■書き順指導は最初が肝心(1授業1漢字)
現在、小学校配当の常用漢字は1006字で、ひと学年あたりでは約150字になります。小学校の国語の授業時間がだいたい100時間〜140時間ですから、1時間で最低1〜2文字習得すれば済む計算になります。家庭や塾で教える場合は、週に1回(月4回、年48回)としても、1回あたり3〜5字程度が目安です。

■はじめは“空書き”
新しい漢字を教える時は、指を一本立てて目の前に字を書く感じで“空書き”をしましょう。空書き時には、「いち、にい、さん」と画数を数えながら書きます(声だし)。こうすることで「しんにょう」や「こざとへん」など、画数を間違いやすい字やあやふやな部分がなくなります。

■声だしは「タテ」「ヨコ」「チョン」「ハライ」「トメ」「ハネ」
声だしには、ただ「いち、にい、さん」と画数を数える方法だけでなく、「タテ」「ヨコ」「チョン」「ハライ」「トメ」「ハネ」など書くパーツの形も声に出しましょう。「声」という字だったら「ヨコ、タテ、ヨコ……」と声だしします。

また、「子」の1画目や「口」の2画目など続けて一画で書く部分を「いーち」と声だしするなど工夫もしましょう。こうすることで、一画一画をていねいに、そして正しく書くことにつながります。

■書き順だけでなく「読み(音と訓)」「部首」「意味」も教える
漢字を教える時にありがちなミスが、漢字の読みを一通り教えないことです。「全員」という字は発音上「ぜいいん」と読んでいるように聞こえますが、正確な読み方は「ぜんいん」です。「全」は安全の「ぜん」、全部の「ぜん」ですから、「ぜい」ではありません。子どもの中にはこのようなかん違いをしている子が少なくありません。教える側がきちんと教えていないと、子どもは間違って覚えるので注意しましょう。

漢字の「部首」や簡単な「意味」もちゃんと教えてあげましょう。「かくしがまえ」「りっしんべん」「こざとへん」「おおざと」など、ちょっと難しい部首をちゃんと答えられますか。また、「勤」という漢字。「力を出して働く。仕事」という意味があります。このように漢字ひとつ一つが持つ意味やイメージを大切にすることも漢字習得には大切なことです。陰山メソッド徹底反復「新書き順プリント」 小学校1・2・3年小学漢字基本トレーニング (12級)ほかでは、部首や意味も書いてあるのでとても参考になります。

■うちの子(生徒)が書き順がめちゃくちゃなワケ
書き順がめちゃくちゃな理由はただ一つ!新しい漢字を習った時に「正しい書き順」をしっかり教えてもらっていないから。

多くの学校では、“ゆとり教育”の影響で、漢字指導にさく時間と労力が削減されています。事実上、漢字指導は「自分ででドリルをやって覚えましょう」と塾や家庭に丸投げ状態。ところが塾でさえも小学校から漢字指導をていねいに行っているところは多くありませんし、家庭で親が教えようにも「あれ?この漢字どういう書き順だっけ?」と親でさえも正確に覚えていない始末。これではいつまでたっても書き順は覚えられませんね。教師、親として、子どものために責任をもってしっかりと教えてあげましょう。

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